道具も場所も選ばない簡単に出来る自己治癒の方法とは

脳に作用するトラウマ克服

女性

道具がいらない簡単な自己治癒方法とは

バタフライハグというものをご存じでしょうか。バタフライハグは、つらいこと、耐えがたいトラウマを抱えたときなどに行う自己治癒方法の一つです。やり方は簡単で、腕を胸の前でクロスさせ、交互に自分の肩を叩くというもの。20秒程度を目安に、2分程度行います。ちなみに、この腕をクロスさせる形が蝶々に似ていることから、この名がつけられました。たったこれだけで、つらかった気持ちや感情が落ち着きます。メキシコで歴史的なハリケーンが発生したときに、被災者にバタフライハグを試すよう実験したところ高い効果を得たことから話題になり、現在は一般的な自己治癒方法として認知されてきています。その高い効果から、PTSDやうつ病の予防、改善にも用いられています。バタフライハグのメリットは、道具を使わず場所を選ばず、誰でも簡単に出来るということ。つらいと感じたとき、どこでも行えるので試しやすいという特徴もあります。行うときのコツは、なるべくポジティブなことを考えながら行うことです。そうすることで、より高い効果が得られることが分かってきました。

バタフライハグがなぜ効果的なのか、それは右脳と左脳に関係があります。つらいことやトラウマとなることが起こると、負の感情や思考を生み出す右脳が活発に活動するようになります。そして、そのときその活動を抑えようとするのが左脳で、ポジティブな思考を促します。しかし、強い負の感情がかかりすぎると、左脳が上手く働かずマイナスな感情だけが取り残されてしまうのです。しかし、バタフライハグを行うことによって、簡易的に右脳と左脳をバランス良く落ち着かせることが出来、心の平常が保てるのです。このようなメカニズムによって、バタフライハグは効果的であるとされています。さらに、自己暗示も重要な役割を担っています。この行動を行えば心が落ち着く、と知りながら行うと、自己暗示がかかりその通りになると言われています。この一種の自己催眠を簡易的にかけられるのが、バタフライハグと言えるでしょう。受験の失敗、失恋、病気やケガなどトラウマとなるようなつらいことがあったときは、バタフライハグを積極的に行い乗り越えましょう。

Copyright© 2019 道具も場所も選ばない簡単に出来る自己治癒の方法とは All Rights Reserved.